トイレでふんばりすぎると子宮脱に!?
私は便秘です。産後ますます便秘に拍車がかかり、トイレに長い時間こもるようになってしまいました。(高齢妊婦生活⑰便秘でおもいっきりお腹に力を入れたら「出血」する 参照)
そんな生活を長らく続けていたある日、用を終えた後に子宮がピンポン玉のように飛び出しているのに気が付いたのです。
「なんじゃこりゃ~!」
パニックです。
すぐにお風呂場へ行き、シャワーで手をきれいに洗ってから指で押し戻しました。指で押し戻したら、意外とすんなり元に戻りました。
「子宮が出てきた・・・。」
ドキドキしながらシャワーを浴びて、すぐに夫くんに報告しました。
「そんなに長い間、トイレでふんばっているからだよ。もうちょっと時間を短くしたら?」とげんなりした顔で言ってきました。(←夫くん、私のトイレの長さにいつも文句を言っていた。)
実は、「子宮脱」は今回で2回目です。1回目の後治ったようだったので、安心してまた長時間のトイレでやらかしてしまいました。
もう、子宮が出てくるのは嫌なので、トイレでふんばらず15分ほどの短時間で終わらせるのと同時に、骨盤底筋体操をすることに決めました。
子宮脱の原因は?
しかし、なぜ「子宮脱」になってしまったのでしょう。
子宮脱の原因は、お産の回数が多くて更年期を過ぎた人、重い物を持つこと、便秘、太った人がなりやすいとされています。(北海道勤医協札幌病院の記事を参考にさせてもらいました。)
まず、心当たりがあるのは、便秘、それから重いものを持つ(←子供の抱っこ)、太っている!そして更年期に入りかけている!(多産以外はほぼ当てはまってます。)
これはまずい。まずいったらありゃしない。
ということで、まだ子宮脱初期の段階だと思うので(←普段は外に出てないから。)本気で便秘とダイエットに取り組もうと思いました!
そして、重い物を持つのを避けるために、子供の抱っこも座って抱っこするようにしました。更年期に入りかけているのはどうしようもないので手は打てませんが、できる限りのことはしていきます。
骨盤底筋体操とは?
骨盤底筋体操とは、肛門と膣と尿道を締める体操です。
姿勢を正して自然な呼吸でキューッと2~3秒ほど締め上げた後、ゆっくりと力を抜きます。これを100回ほど繰り返します。
膣と尿道だけを締めるのは難しいので、肛門も一緒に体操することにしました。(こちらの体操も北海道勤医協札幌病院の記事を参考にさせてもらいました。)
暇があったら、締めます。締め倒します。
1日100回もするのでなかなか大変ですが、立っても椅子に座っても寝ててもできるので、なんとかこなしています。
それから、出産してからずーっと気になってきたのが「骨盤のゆがみ」。
私の大きなお尻と思うように減らない体重は、「骨盤のゆがみ」のせいでは?とにらんでいました。(40過ぎたら代謝が落ちて減りにくいのもあるのでしょうが。)
なので、ダイエットのために骨盤の矯正もあわせて行うことにしました。
産後骨盤ダイエット (日本語) 単行本 – 2008/3/7
不思議!子宮が上の方へ移動して行く!
そんなこんなで子宮脱以降の話。
骨盤底筋体操を毎日しても、子宮が下の方へ降りているようでどうにもスッキリしません。
そこで、壁にもたれつつ腰から下を逆さにする半逆立ちも取り入れることにしました。半逆立ちをしながら体を左右にゆすったりして、何とか子宮を元の場所に戻そうと奮闘すること数週間。
でも、そんな努力もむなしく、トイレで踏ん張っていると膣が痛くなって冷や冷やすることもありました。
「自分の努力ではどうにもならない!」ということをさとり、イエス様に癒やしをお祈りしました。(緊急入院⑩羊水が・・・!!! 参照)
ある日の夜のことです。
子宮の上に手を置いて、ベッドに横になっていました。
すると、子宮というか内蔵が上の方へ少しずつ動いているのに気が付きました。
自分で動かしているのかとも思いましたが、手には力を入れていません。
しばらくして、動きが止まりました。
元のポジションにスッキリ収まったようです。
それ以来、子宮が下に降りているような不快感はありません。
本当に不思議です。
イエス様、ありがとうございました!
でも、油断は禁物。再発しないよう、重いものはなるべく持たないようにし、ダイエットは続行し、便秘も良くなるようにして、そして骨盤底筋体操も毎日しようと思っています。
便秘っておそろしいですね。長時間トイレで踏ん張るのは危険です。(´・ω・`)
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