ひたすら安静にする
先生に、「最悪、出産するまで(数ヶ月間)入院することになるでしょう。」と、たんたんと告げられました。
そして入院中は
1、トイレ(!)も洗面も、何もかもベッドの上で行う絶対安静
2、ベッドの上で安静にしつつ、点滴(←!)をずーっとする
3、トイレと洗面のときだけ車椅子で移動することができ、後は全てベッドの上で行ってひたすら安静にする
という3つの案が出されました。
私が1と2に激しい拒絶反応を示したためかどうかは分かりませんが、(「うえー!」とか「ひえー!」とか、表情も豊かに思わず言ってしまいました。(汗))
「1と2は厳しい入院生活になりますからね~。」とにこやかに言われ、3にしてしてくれました。このとき、心の底から安堵しました。(トイレもベッドの上でするなんて、なんて大変なんでしょう!便秘の私は、考えただけでも頭が痛くなってきます。)
長い入院生活が、突然幕が切って落とされました。(「一寸先は闇」とは本当によく言ったもの。人生何が起こるか分かりませんね。)
そうこうしているうちに、夫くんが、あたふたと入院に必要な荷物を持って来てくれました。
しかし、私にあれが足りないこれが足りないと厳しく駄目出しされ、また家に戻って行くはめになってしまいました。(私も大変だけど、夫くんも大変。)
そして検査がはじまる
入院した初日から、さっそく検査がはじまりました。
赤ちゃんは元気にしているか、羊水は減っていないかチェックするため、エコーの診察を受けることになりました。「羊水が少なくなっていませんように!」祈るような気持ちで診察を受けます。
先生は、非常に時間をかけて丁寧に診察して下さいます。ドキドキしながら待っていると、「羊水の量は変わってないですね。」とおっしゃってくださいました!とりあえずほっと一安心。
昼間は検査やらなんやらで、結構忙しくしているので気も紛れますが、夜、消灯時間を過ぎると、体は疲れているのに逆に頭は冴え渡ってきます。
自然と涙があふれてきます。夫くんが持ってきてくれたティッシュケースを抱えながら、声を押し殺しての号泣です。鼻水も一緒に大量に出るもんだから、鼻もブーブーかみながら夜を過ごすことになりました。
イエス様に祈ります。
「羊水を止めて下さい。出血を止めて下さい。赤ちゃんを助けて下さい!お願いします。アーメン。」と、祈り続けます。
何時間祈ったでしょうか。
カーテンに、うっすらと明かりが差してきました。
夜が明けてきたようです。
つづく・・・
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