深夜の病院で・・・
病院には、2つの顔があるような感じがします。
2つの顔とは、昼の顔と夜の顔です。
昼はたくさんの人でざわついている感じですが、一変して夜になると、「闇の世界へようこそ」というような、異次元への入り口みたいな雰囲気を一気にかもし出すと言ったら言い過ぎでしょうか。
ちなみに、私が入院していた病院は、消灯時間が過ぎると、廊下に少し電気が付いているくらいの明るさしかありませんでした。(部屋はもちろん、電気は消されています。)
暗いところが苦手な私は、トイレは電気が付いているうちに早々と済ませ、なるべくベッドから出ないようにしていました。
恐怖!幽霊が出たよ
ある日のことです。
時間にして、深夜2時くらいだったでしょうか。
悪夢にうなされて、「ハッ」と目が覚めました。なにやら人の気配を感じます・・・。
おずおずと目を泳がせてあたりをうかがうと、斜め左上、すぐ顔の近くに、生首が浮いていました。
「ぎゃーー!」と、心の中で叫びました。(あまりのことに声も出ません。)
その目は恨めしそうに、睨みつけるような感じで、私を見下ろしていました。
私はすぐに、「イエス・キリスト!」とつぶやきました。すると、その首だけ幽霊は、「スッ」と瞬時に消えていきました。
病院は、悲しみ、苦しみ、痛さ、辛さ、(もちろん、病気が治ったという喜びの感情もあるのでしょうが。)いろんな人の感情がどろどろと渦巻いている場所。
幽霊が出たとしても、少しもおかしくはないと思うのです。(血の臭いがまとわりつく・・・ 参照)
イエス・キリストは強い
しかし、「イエス様は強いなー。」と、感心しきりでした。
イエス様の名を出すと、幽霊が一瞬で消えましたからね。
ちなみに、生首幽霊を見た後、(その病院では)幽霊を目撃することは一度もありませんでした。
今日のできごと。朝から「ゲホゲホ」と、赤ちゃんが咳をしていました。風邪を引いたんじゃないかと思い、焦って赤ちゃんの顔をものすごい形相で覗きこみました。すると赤ちゃんは、一瞬「ギョッ!」という顔をしていましたが、すぐに「でへへへ・・・」と無邪気に笑っていました。その後、咳も出ず、風邪ではなかったようなので、とりあえずほっと一安心。(おそらく、つばか何かがのどに引っかかったんでしょうね。)赤ちゃんが風邪を引くとやっかいなので、非常に気を使います。(´・ω・`)
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