出血が起きてしまう
安定期に入って、しばらくしてからのことです。
会社から帰ってきた夫くんと、一緒に晩ごはんを食べて少しくつろいだ後、「さて、歯でも磨きにいこうかな~。」と、お腹をさすりながら洗面台へと向かうことにしました。
歯を半分くらい磨き終えた時、私の体の中から何かが流れ出て行ったような感じがしました。
何だか、懐かしい感覚です。
そう、生理のような感覚でした。
嫌な予感がして、すぐにトイレへ駆け込みました。
しかし、何も起こってはいません。
単なるおりものだったのかもな~と思い、又洗面台へと戻り、磨き残した歯を再び磨き始めました。
しかし、しばらくすると、又体の中から何かが外へ流れ出る気配が・・・。
それも、絶え間なく流れ続けている感じがします。
歯を磨くのもそこそこに、急いで口をゆすぎ、すぐにトイレへと駆け込みました。
最悪な事態が発生する
最悪の事態が発生してしまいました。
鮮血です。
それも、流れ落ちるくらいの
大量の鮮血。
背筋が凍りました。
一瞬頭が真っ白になり、何が自分の身に起きているのか分からないくらい、思考停止に陥りかけました。
しかし、とっさに出た言葉は、
「イエス様、感謝します。
この出血を止めて下さい!
助けてください!」
でした。
そして、とっさに、赤ちゃん雑誌に載っていた「出血をしたら、とりあえず横になって安静にしておく」という記事を思い出しました。
トイレから出るやいなや、夫くんに、
「血が出てるよ!なんとかしてくれ!」
と叫び、素早く生理用のパンツに履き替え、震える手で「夜用超熟睡用大型ナプキン」を付け、部屋のすみに置いてあった、病院の診察券の入ったかばんをわし掴みしてから、夫くんの隣で寝てみることにしました。
しかし、いくら横になって寝てみても、一向に出血が止まる気配はありません。というか、止まるどころかますます勢いづいているような感じです。
しかし、夫くん。さすが男性ですね。冷静沈着。
私の慌てふためいている姿を横目に、病院の診察券を受け取るやいなや、すぐに受話器を取り、病院の電話番号をしっかりプッシュしていきます。
夫くんが病院の人との電話でのやりとりを聞きながら、
「大変なことになっちゃったなー。どうしよう・・・。」と、あたりに漂っている不穏な空気に、胸がざわついていました。
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