実家へと車を走らせる
病院から直接、
赤ちゃんが待っている実家へと、
車を走らせます。
夫くんが1人で過ごしていた
自宅の方へ先に寄った方が
いいのではないか という思いが、
一瞬チラッと頭をよぎりました。
しかし、前回同様、
ゴミ屋敷状態になっていることは
確実でしょう。
(ゴミ屋敷 参照)
なので、あっさりと
止めることにしました。
「思ったより、短い入院で
良かったね~。」
夫くんがしみじみ言います。
夫くんにとっては
短かったのでしょう。
しかし、
最悪、出血を止めるために、
体の一部が摘出される可能性が
あったために、
いつも心のどこかが
ざわついている状態でした。
なので、前回の入院もそうでしたが、
今回も長い間入院しているような
気分でした。
(前期破水!羊水が出てしまう その1 参照)
ハンドルを握る夫くんの
何やら楽しげな話しに
あいづちを打ちながら、
車の窓から流れる町並みを眺めて
いました。
赤ちゃんやっと会えたね
久しぶりの実家です。
チャイムを鳴らすと、
しばし沈黙が訪れます。
私の高齢母親が、
げっそりと疲れきった顔をして
出てきました。
話もそこそこに
中へと入って行くことに。
(夫くんは、大量の荷物を抱えて、
後からやってきました。)
はやる気持ちを抑えて
手を洗ってうがいをしてから、
赤ちゃんが寝ている部屋へと
いそいそと入っていくと、
そこには、赤ちゃんがいました!
私が入院する前よりも、
少しまるまるしたみたい!
おまけに、髪の毛が抜けまくって
はげちゃっている!
でも、でも、かわいいねー!!!
赤ちゃんは、ぱちくりと目を開けて、
にこにこと嬉しそうに笑っています。
胸がなんだか一杯になりました。
夫くんと一緒に、しらばくの間
赤ちゃんをのぞきむように見ていると、
高齢母親がやってきました。
「モリモリ母さんが帰ってきてくれて
良かったよー!」
と、非常に喜んでいます。
話をフンフンと聞いてみると、
大量出血で入院してからというもの、
1人で何もかもこなしていたそうな。
頼りにしていた高齢父親は、
いきなり病気になってしまい、
赤ちゃんの世話、高齢父親の看病
そして家事もこなさないといけないはで
倒れる寸前だったみたいです。
(出産後、多量出血で総合病院へ入院する 参照)
おまけに、赤ちゃん、
夜全く寝なかったみたい・・・。
本当に、
高齢母親はがんばりました。
高齢両親がいなかったら、
今回の入院も赤ちゃんも
どうなっていたか分かりません。
「これでやっと夜寝られる」と
喜んでいる高齢母親に(高齢父親にも)
心から感謝しました。
そして奮闘する
その日から、
赤ちゃんの世話に明け暮れることに。
しかし、赤ちゃんって、
本当に寝ないんですね。
夜は、ずーっと起きてます。
おまけに泣きまくり。
ミルクも3時間ごとに
あげないといけませんし、
おむつも頻繁に交換します。
抱っこして部屋をうろうろして、
そして夜が明けるということを
毎日のように繰り返していました。
朝になると、高齢母親に
赤ちゃんのお世話をお願いして、
私はやっと眠りにつくことになります。
しかし、抱っこをすると、
帝王切開の傷が痛みます。
(帝王切開手術後はどれだけ痛い? 参照)
でも、抱っこをしないと
おっぱいもあげられないし。
こればかりは、どうしようもない。
傷口がまた開かないように注意しつつ
(帝王切開の傷口が開いて出血する 参照)
傷口と赤ちゃんとの距離を置くために、
お腹の上にタオルなど置いて
赤ちゃんを抱っこしてました。
そうすることにより、
少しは傷口の痛みも抑えることができた
ような感じに・・・。
それでもやはり痛む
のですけどね。
後は、気合いで乗り切るしか
ありませんでした。(泣)
(;・∀・)
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