突き刺さっていた点滴
緊急入院してからというもの、
常に私の腕に突き刺さっていた点滴。
注射が大の苦手の私でも、
針が腕に刺さっているのが
普通だと思うような日々を
送っていました。
再び「イケメン先生」の登場
多量出血で緊急入院してからというもの、
(悪夢の再来!大量に出血する 参考)
大量に出血することもなく、
出血の量が減ってきていました。
そんなある日のこと。
「モリモリ母さ~ん。」
という声と共にカーテンが開けられ、
イケメンマッチョの先生が
そこに立っていました。
久しぶりの男前先生の登場です。
(帝王切開の傷口が開く 参考)
なんだか、意味もなく
へらへらしてしまいます。
その細マッチョ先生の口から、
「出血も減ってきているみたいなので、
点滴を外しましょうね。
その体に張り付いている機械も
すぐに取れるようになると思います。」
(出産後の多量出血の原因は 参考)
という、嬉しいお言葉をいただきました。
なんということでしょう!!!
点滴が取れるなんて、
まるで夢のような話じゃないですか!
イケメン先生から
朗報を聞かされたので、
喜びもヒトシオってもんです。
点滴が・・・
点滴が外れるのはまだかまだか、と
首を長くして待っていると、
ようやく看護師さんがやって来ました。
「点滴が外れることになりました。
今のお薬がなくなったら、
点滴は終わりです。」
(おー。すごいすごい!)
興奮しました。
そのときから、
点滴棒にぶら下げられた薬が
早くなくならないかと、
見上げるように。
いつもなら、頻繁に薬の確認をしに
来ていた看護師さんの姿が、
今日は全く見えません。
これも、点滴とおさらばする
嬉しい印みたいなものでしょう。
ついに点滴が外される
薬が底をつきそうです。
しばらくしてから、
看護師さんがやってきました。
「点滴をはずしますね。」と言うと、
点滴針を固定しているテープを
剥がしていきます。
そして、ついに、
点滴の針を抜きました。
(おー、点滴針が突き刺さってないなー。)
久しぶりに感じた解放感。
腕に何も刺さっていないことに
感動していると、
看護師さんが
「点滴棒は、もう必要ありません。
なので、こちらの荷物を
外して下さい。」と言われました。
そうでした!
点滴をしていないということは、
点滴棒も、もう必要はないんですね!
点滴を外したというのに、
まだ、点滴棒を引きずって歩く
と思いこんでいた私は、
点滴棒にぶら下がっていた袋を、
慌てて外しにかかることに。
廊下を歩く時には、
いつも私の隣にいた点滴棒。
まるで良き相棒のようでした。
役割を終えた彼は、
看護師さんと共に
静かに去っていきました。
点滴の後には・・・
点滴棒がいない病室は、
少しだけ広くなったような
感じがします。
点滴の針が刺さっていた場所に
改めて目をやると、
そこには、針の代わりに
新しい絆創膏が貼ってありました。
まじまじと見てみると、
両腕ともに
無数の青あざができています。
出血のことばかりに
気を取られている間に、
腕にもそれなりにダメージを
与えていたみたいです。
「お疲れさまでした。」
そう言いながら、
そーっと優しく腕を撫でました。
点滴はなるべく避けたいですね。(;´∀`)
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