「脱走をしてはいけません。」
ウロウロと点滴棒を引きずりながら
病院の廊下を歩いていると、
出入り口付近に貼ってある、
ある張り紙に目が止まりました。
「どれどれ」と、張り紙に近づいて、
読んでみることに。
何やら長々と書かれてありましたが、
要するに、
「脱走を禁ずる!!!」
ということを言いたかったもよう。
私は、点滴棒を握りしめながら、
「うーん。」と、
張り紙の前でうなってしまいまいした。
というのも、
脱走する人の気持ちが
痛い程分かるからです。
入院していると、
外界から完全に遮断されることに。
狭い病院内での生活が
全てになります。
ひどい場合、
ベッドの上がほぼ生活の場になることも。
その上、自分の病気が
いつ治るか分からないという
不安、ストレスそして孤独感・・・。
を常に感じるように。
なので、とりあえず今の状態が嫌なので
「逃げちゃお~。」
ってなる気持ちも
分からなくはありません。
脱走したかった
実は私も、
1回目の緊急入院の時に、
一瞬脱走しようかと
思ったことがあります。(汗)
(夢の様な生活 参照)
しかし、脱走したところで、
病院を出たすぐ目の前の道で、
どてーっと転んで、
行き倒れになるのが目に見えていたため、
脱走は泣く泣くあきらめることに。
そのかわり、
歩行の許可が出てからというもの、
毎日のように
病院の窓にへばりついて、
「下界はいいよなー。
外を歩いている人がうらやましい~。」
と思いながら、
飽きることなく窓の外を眺めていました。
勇気があるねぇ。
その張り紙に、やたら詳しく
脱走の手口が記されていたことから、
実際に病院から抜け出す人が
いたのでしょう。
「なんて勇気があるんだろう!」と、
心の底から感心してしまいました。
しかし、病気が完全に治っていないのに、
医師の許可無く
外へ出ることは
非常に危険です。
外へ出たために、
病気が悪化してしまうことも
あるでしょう。
入院中は
つらいのをぐっとこらえて、
脱走なんかせず、
病気を治すことだけに
専念したいものですね。
(なかなか病気だけを治すことだけに
集中するということは
とても難しいですけどねぇ。
私は入院のストレスで、
最後は体に異変が生じるようになって
しまいました・・・。
(体がかゆくてたまらない! 参照)
入院すると、色々と大変なんです。(;´∀`)
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