周りは若いママだらけ
我が子もついに、幼稚園に入園する年になりました!
「数年前は赤ちゃんだったのに、もう幼稚園か~。」と感動したのもつかの間、高齢出産でボロボロになった体がようやく治ってきた頃に直面したのが、「幼稚園のママ友」問題。
「こんなに幼稚園がハードなものだったのか!」といきなり現実を突きつけられました。
というのも、幼稚園が始まるとすぐに、園生活や行事などの説明がある説明会があるのですが、まずそこで目に入ったのが20代30代の若いママたちばかりだったからです。
「若い!若いママたちばっかりじゃないか!」
心の中で、ムンクの叫びの形相でわめいていました。
生後数ヶ月の赤ちゃんを抱っこして参加されている、20代前半に見えるピチピチな方もいます。白髪なんか一本もないくらい若さがあふれ出していました。(私といえば、白髪染めが手放せません。)
先生も若くて、私よりかなり年下。
40代の高齢出産をよく耳にしていたので、「私と同じような40代のママもいるだろうな~。」とのんきにかまえていたら、現実は違っていました。
高齢出産も、この幼稚園ではまだまだメジャーじゃないようです。
で、周りを見渡して思ったことですが、
「フッ。このクラスでは、私が長老様だな。」ということ。(でも、役員とか何もしたくない、ただそこにいるだけの長老さま。)
皆さん若いからノリが非常によろしくて、キャピキャピしています。昔どこかで経験したような・・・。そう、まるで女子中学生のノリ!あの独特なノリ!
嫌な汗が出てきました。
というのも、私、このブログを読んでお気づきの方もいらっしゃるかと思うのですが、どうも人間関係を築くのが苦手なタイプ。
というのも、学生時代に友達関係でさんざん嫌な経験をし倒してきたため、結構なトラウマを抱えている+超人見知り+対人恐怖症気味だから。
あの学生時代の嫌な思い出が一気にグワーッと押し寄せてくると同時に、冷や汗がどっと出てきました。
すぐに立ち去りたい!そうだ!適当に周りの人に合わせてヘラヘラ笑って、この場をさっさと後にしよう!
有り難いことに(!)役員にも当たりませんでしたし、先生の話も終わりました。で、そそくさと立ち去ることにしました。
脱出は無事成功。
でも、帰り際気づいてしまったのです。
「幼稚園に子供を通わせるということは、これから若いママさんたちと仲良くしなければいけない!」ということに。
ママ友地獄!
とつじょ、ママ友地獄!
こんな言葉が頭をぐるぐる回りはじめました。
なにかの手違いでママ友になってしまうと、もれなく誰かさんの家でティーパーティーにお呼ばれしたり、またお返しとしてお家に招待したり、幼稚園が終わった後でも一緒に公園へ行ったり、高い金払って貴重な時間も使って面白くもなさそうなランチ会に行ったり・・・するみたいですね。
そして、一旦ママ友グループに入ってしまうと、そこから抜け出せないママ友地獄におちいるという、恐ろしい世界が展開されるもよう。
あー、めんどくさい。
40代で出産してヨレヨレの私には、家事+育児で精一杯。幼稚園外の時間に集まってどーのこーのなんて、そんな時間や体力はありません。
やっと、あのクソ面白くもない学生時代の集団生活から開放されたというのに、まためんどくさいものに巻き込まれそうな、重たい雰囲気が漂ってきました。
学生時代のやり直し。
そんな不気味な言葉が頭をよぎるのと同時に、心臓がバクバクしてきました。
「どうしよう、困ったな。何か対策を練らないとなぁ。」
頭の中でぐるぐると「あーでもないこーでもない」と考えるものの、1つもいい案が浮かびません。うつうつとした気分のまま、とうとう幼稚園の送迎がスタートすることになってしまいました。
ため息をつきながら送迎を続けていたある日、ふと、不可解な現象に気が付きました。
「あれれ???いつの間にか私以外の若いママたちが仲良くなってお友達になってる!」
ママたちは、幼稚園の庭で子供と手をつないで、にこにこ笑いながら楽しそうにおしゃべりをしています。
それもハイテンション+満面の笑み+早口で!
大きな声で話すもんだから、「誰々ちゃんが風邪でお休みだってー!」と、会話の内容がはっきりと聞こえてきます。
あれこれ悩んで考えているうちに、すっかりおいてけぼりをくらったもよう。
でも、よく考えてみるとしょうがないですよね。
なんてったって、私は40過ぎで高齢出産をした身。
どう頑張っても、若いママ集団に入れそうにありません。(というか、あのハイテンションにはついていけない。)
さて、ここで悩みました。
ハイテンションでニコニコ笑いながら、死にものぐるいでママ友を作る努力をするか、はたまたママ友作りはさっさとあきらめて「一匹オオカミ=ぼっち」になるか。
「一匹狼は寂しいなー。ぼっちはつらいよー。」と、相当悩みました。
もう、幼稚園の送迎が苦痛で仕方なくなりました。動悸までするようになってきました。散々悩んでいる間にも、周りの人はどんどん仲良くなっていくようです。
夫くんに相談しても、さっぱりこの辛さを分かってくれません。
「幼稚園の送り迎えで何悩んでるの?そんな悩む暇があるなら、英単語の1つでも覚えたら?」と、ドライな返事が返ってくるだけ。
「そうだなー。英単語いっぱい覚えてアメリカへ移住するか。アメリカならこんなママ友問題もなさそうだしなー。」なんて、アメリカへの移住を本気で考えるようになってしまいました。いよいよ、精神状態が危なくなってきました。
「やっぱりボッチはつらいのよ。」
うだうだ考えていたら、親睦会の案内がやってきました。
また、ここで悩みが1つ増えてしまいました。
「親睦会へ行くべきか行かないべきか問題」に直面したのです。
つづく・・・。
P.S.一匹オオカミの会代表のモリモリ母さんです。ただいま会員は募集しておりません。というのも一匹オオカミの会は、会員が一人(モリモリ母さん)のみだから。あしからず。お手数ですが、ポチッとお一つよろしくお願いします。(・∀・)
http://babywhappy.com/wp/wp-admin/theme-editor.php?file=functions.php&theme=principle