胎便吸引症候群(MAS)で緊急搬送される
私の元へと看護師さんに連れてこられた赤ちゃんは、NICUがある総合病院へと緊急搬送されることになってしまいました。
ほんの束の間の親子の対面でした。
最初緊急搬送されたと聞いた時には、一瞬頭の中が真っ白になってしまいました。
「赤ちゃんに何かあったのかもしれない!!!」
「大変なことが起こったのかもしれない!!!」
パニックに陥る寸前の私に、赤ちゃんが緊急搬送された理由が伝えられました。
緊急搬送された理由は・・・。
緊急搬送された原因は、なんとうんちを飲んでしまったから!でした。(胎便吸引症候群(MAS))
うんち飲んじゃダメ!!!
赤ちゃんにとっては、予想外の展開だったのでしょう。
おそらく今までゆっくりとお腹の中でくつろいでいたのに、急にお外に出ることになったので、とてもびっくりしてしまったのでしょうね。
だからびっくりしたついでに、うんち飲んじゃった!みたいな・・・。
「赤ちゃん、うんちは飲むもんじゃないのよ!!!」と、心の中でつぶやいていました。
その頃外野は大騒動
後から聞いた話ですが、夫くんと私の高齢両親は「生きた心地がしなかった。」と言っていました。
看護師さんは慌てているし、「先生を呼んで!!!」とか騒いでいるし、赤ちゃんを取り囲んで皆が何やら話しているしで、夫くんと高齢両親は心臓バクバク状態だったそうな。
「夫くん、ちょっといいですか?」と小児科の先生に呼ばれたときには、(うちの両親が言うには)夫くんは顔面蒼白だったそう。
でもうんちを飲んだとしても、ちゃんとNICUのある総合病院で治療をすれば大丈夫とのことで、一同ほっと胸をなでおろしたと言っていました。
40代の高齢出産は心配
しかし、皆が心配したのもうなづけます。
なにしろ、40を超えての超高齢出産。
子どもに何かあったのではないかと、とても心配するのは当たり前だと思います。(私はイエス様にお祈りをしていたので、さほど心配してはいなかったけれど・・・。)
そしてまた1人になる
手術を終えて、病室へと帰ってきました。
しかし寒い。寒すぎます。体の奥からがたがたと震えがきます。
看護師さんに「寒いです。」と伝えると、すぐに電気毛布を持ってきてくれました。
まだ麻酔が効いていますので、有り難いことに手術後の痛みはありません。
でも赤ちゃんは緊急搬送されたので、もうこの病院にはいません。生まれてすぐの赤ちゃんと私は、離れ離れになってしまいました。
「やっと生まれて来たのにね。早く会いたいよ赤ちゃん。お母さんはあなたを抱っこしたいのよ。」
そう思いながら、1人ベッドの上で静かに横になっていました。
「赤ちゃん!うんち飲んじゃだめー!」(;´∀`)
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