恐ろしい話
私が幼なかったときの話です。
私の母は、なぜか「妊娠についての怖い話を繰り返して話す」のが好きな人でした。
怖い話の1つに、妊娠すると歯が抜けるというものがありました。
幼い私に母は真剣な顔をしてこう言います。
「妊娠すると、お母さんの体の中のカルシウムが赤ちゃんに行くから、妊婦さんの歯がぼろぼろと抜け落ちるのよ。」と。
子ども心に、「妊娠て大変なんだなー。」と思うのと同時に、「歯が抜けるなんて、妊娠するということは恐ろしいなー。」とも思うようになってしまいました。
なので、不妊治療専門病院で「妊娠していますよ。」と告げられたとき、(体外受精⑯妊娠判定「後編」。移植1回で妊娠しているのか 参考)飛び上がるような嬉しさと同時に、母のあの怖い話をふっと思い出し、歯が抜けるかもしれないと少し不安になりました。
しかし、後日いろいろと調べてみると、妊婦さんが虫歯になりやすい(歯が抜けやすい)というのは、赤ちゃんにカルシウムが行ってしまうのが原因ではないということが分かって安心しました。
妊娠すると口内環境が悪くなるのは、つわりやホルモンの関係が原因だそうですね。
つわりの最中はゲロゲロ状態で、歯を磨くという行為が気持ち悪くなってしまいます。(高齢妊婦生活③つわりで苦しんで水も飲めなくなる 参考)
私もつわりの最中、「歯磨きをしなくないな~。」と何回も思いましたが、「歯が抜けてはたまらん!」ということで、歯ブラシを握りしめて頑張ってみがいていました。
ちなみに、つわりの最中、電動歯ブラシを使っていたので(妊娠前も妊娠中も、そして今でも)、短時間できれいに磨くことができました。
なので、歯磨きは比較的楽でしたね。
歯磨き粉も、石鹸で出来ている歯磨き粉を使っていたため、口の中に嫌な感じが残らずさっぱりして、つわりの最中でもなんとか乗り切ることができました。
そんなこんなで、妊娠中歯磨きを怠らなかったため、(もちろん、デンタルフロスも使用しました。)妊娠中虫歯になることなく、(歯槽膿漏(しそうのうろう)になることもなく、)お口のトラブルが皆無という、素晴らしい状態で過ごすことができました。
しかし、あごは外れかけましたけど・・・。あごか・・・!参照)
ちなみに、虫歯や歯槽膿漏は母胎のみならず、赤ちゃんにも悪意影響を及ぼす可能性が出てくるそうです。
口内トラブルがある場合、ない人に比べて、早産になる可能性が格段に跳ね上がるようですね。
ちなみに、緊急入院して退院した後、妊婦検診のときに看護士さんから「虫歯はありますか?」とさりげなく聞かれたことがありました。
私が「虫歯はないです。」
と答えると、非常に驚いた顔をされ、「虫歯菌は母胎にも悪影響があるんですよ。」と言われました。
私が緊急入院した理由は、出血と羊水が出たため。(緊急入院④前期破水「羊水が出てしまう」その1 参考)
なので、看護師さんは「虫歯菌がその1つの原因じゃないか。」と思ったのかもしれません。(詳しくは分かりませんが・・・。)
少しでもトラブルを少なくするためにも、赤ちゃんのためにも、妊娠する前から歯医者さんへ行って、虫歯を治してもらうなり歯槽膿漏を治してもらうなりしてもらった方がいいでしょうね。
虫歯は侮れず!です。
忙しいのを口実に、長い間歯医者さんへ行っていません。少しまずいと思う今日このごろ。
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