出血がはじまる
不妊治療専門病院から出された薬を、日々間違えないように慎重に消化しつつ、ストレスをためないよう、ゆったりと過ごすようにしていたある日のことです。
うっすらと茶オリが出ていることに気が付きました。
しばらくすると、少量ですが、出血するようにもなってしまいました。
体からさーっと血の気が引くのを感じました。
実は、移植をした数日後のことですが、気が緩んでしまったのでしょうか。夫くんと用事を済ませるために、なんと繁華街へと出かけてしまったのです。
「人がたくさんいるところへ買い物に出かけたのがまずかったのかなー。知らないうちにストレスがかかってしまったのかなー。それとも家事をしたのがいけなかったのかなー。」
ため息とともに、いろいろと後悔の念がわいてきます。
トイレに行くたびに出血しているので、すっかり絶望してしまいました。
「赤ちゃん、だめだったかもしれない・・・。」夫くんに泣きそうになりながら報告すると、
「まだ分からないじゃないか。大丈夫だって。不妊治療専門病院へ行って、診察してもらえばいいよ。」夫くんは精一杯慰めてくれます。
妊娠判定をしてもらう
「赤ちゃん、おそらくダメだったんだろうなー。がっくりだなー。」と、凹んだ気持ちを引きづりながら、数週間後、妊娠判定をしてもらいに不妊治療専門病院へと向かいました。
ちなみに、自宅での妊娠検査薬はあえて使いませんでした。妊娠していないと分かってしまったら、とても落ち込むことが目に見えていたからです。
つづく・・・
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