赤ちゃんこんにちは
妊娠が分かってからも、何回か不妊治療専門病院へと通うことになりました。
というのも、お腹の中にいる赤ちゃんが無事育っているかどうか、エコーで診察してもらうためです。(通院中にも、お薬を処方されました。)
最初は袋みたいな感じだった赤ちゃんが、次の検診で心臓がちゃんと動いていることが確認できました。
そして何回目かのエコーでの診察のときです。
赤ちゃんが小さい手足を、パタパタと元気に動かしていました。
その小さな手足をバタバタさせているのを見たときは、驚きと感動と何だか分からないくらいの感情が一気にどばーっと押し寄せました。
「うおー。動いてるね~。」声にならない声が出ます。
おまけに我が子は、手足をパタパタ動かすだけではなく、ぴよーんと羊水の中で宙返りをする姿まで見せてくれました。
「この世に生まれたんだよ!!!
ものすごく、嬉しいよー!!!」
と、全身を使って喜びを表しているようです。
「ちっちゃな赤ちゃん。でも、元気にしているね!お母さんは嬉しいよ。」と、診察椅子に腰掛けながら、エコーを食い入る様に見つめていました。
しかし、残念なことに、非常に短い時間しかエコーを見ることができませんでした。
先生が、エーコーを見ながら、赤ちゃんの状態を説明してくれるのですが、あっさりと診察は「ハイ終了。」といった感じだったのです。
人気のある不妊治療専門病院なので、患者さんがたくさんいて、診察する時間が短いのは分かっていました。でもですね、つらい不妊治療を終え、やっと待ちに待った赤ちゃんがやってきてくれたのです。
「もう少し長く、エコーでの診察をして欲しかったな~、もう少し赤ちゃんのエコーを見ていたかったな~。」と少し寂しく、そして残念な気持ちになってしまいました。
そしてついに卒院する
第1回の妊婦検診も、こちらの不妊治療専門病院で診てもらうことになりました。(ちゃんと母子手帳を提出しましたよ!)
そして何週間後に、念押しがごとく、赤ちゃんが無事元気に育っているか確認の診察をしてもらって、ついに、卒院です。
卒院といっても、別に「おめでとうございます!!!」みたいな、盛大な拍手と笑顔と握手でお見送り!のようなものは一切ありませんでした。
拍子抜けするくらい、非常にあっさりしたものです。病院も忙しいので、そんなお祝いをする余裕は全くないのでしょう。
ちなみに、私は人間関係もそうですが、とにかくねちっこいのが苦手なタイプ。なので、非常にさっぱりとした感じの卒院になって、ある意味良かったと思っています。
(余談ですが、お会計の時、待合室で座って待っていたのですが、しゃっくりが止まらなくて困りました。数年前に出産した友達が、
「妊娠すると、しゃっくりが出るようになる。」と言っていたことを思い出しました。妊娠としゃっくりって、何か関係があるんでしょうかねぇ。)
長かったような、辛かったような、嬉しいような。幸せなような、注射がとても痛かったような、そんな入り混じった気持ちで、でも、とても晴れ晴れとした気分で、不妊治療専門病院を卒院しました。
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