思いつめない事
不妊治療は体だけではなく、精神的にも金銭的にもきつい治療です。
いつ赤ちゃんを授かることができるか分からない先の見えないゴールに向かって、たった1人きりで黙々と歩いているような感じになって、落ち込んだりもしました。
でも、かわいい赤ちゃんに会うために、ひたすら歯を食いしばって頑張るしかありません。「私、頑張れー!」自分で自分を励ましたりしていました。
それでも、気を緩めると、治療の辛さに負けそうになるときもあったりして・・・。
そんなとき、夫くんに、いかに不妊治療が大変かを涙ながらに訴えました。でも、夫くんは、「大変だねー。でも頑張れ。頑張ったら赤ちゃんが授かることができるかもしれないし。」とのんきな調子で言うだけ。
夫くんも本当のところは、私の置かれている状況をあまり分かっていないのだろうなーと、軽いめまいを感じました。
ぐぬぬぬ・・・誰にも分かってもらえぬこのつらさ・・・。( ;∀;)
不妊治療で体もつらい、誰にも話しても分かってもらえない(夫くんにも)なので不妊治療をしているというだけで、だんだんと相当なストレスを感じるようになってしまいました。
気を付けないと、部屋の隅っこの方でひざを抱えて、思いつめるようになりそうな勢いです。
そしてついに、「こんなに頑張っているのに、なぜ努力がみのらないんだ!」と自分を責めてイライラするようになり、気が付くと溜息をつくようにもなってしまいました。
逃げてもいいんだよ
そんなストレス地獄に堕ちて行きそうになる時、パッとその場を離れ、深呼吸して、外にのんびりと歩きに行くようにしていました。
そして、本当にどうしようもなく、つらくなったり嫌になったら、すぐに不妊治療止めればいいや!っていつも思っていました。
(不妊治療から逃げる 参照)
「夫くんと2人で人生を生きて行くのもそれでよし。2人で世界中をぶらぶら旅しよう。それはそれで楽しいかもね。」と、心のどこかでいつも考えていました。
そう、逃げ道をいつも用意していたのです。(そして実際、何回も逃げ出した・・・。(汗))
あまり深刻に考えずに(考えそうになったら考えるのを止める。その場をパッと離れる。)ある意味、お気楽で、いつもリラックスして、好きな趣味をしたりして、自分を極度に追い詰めない感じで治療するようにしていました。だから、なんとか不妊治療を継続でき、赤ちゃんを授かることができたのかしら、と今では思っています。
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