知り合いや友達を作らない
不妊治療専門病院では、あえて友達を作りませんでした。
というのも、「友達を作ったときに起こるかもしれないストレスを、事前に避けるため」という意味があったからです。(赤ちゃんを授かるために行ったこと㉖仕事を止めました 参考)
もし、不妊治療専門病院で知り合いや友達を作ったとしましょう。そしてあるとき、病院内でばったり出会った場合、一体どうなるでしょうか。
「今日は1人で静かに本を読みたい。」とか、「ぼーっとしたいなー。」と思っていても、知っている人や友達がいたら、そうすることはなかなか難しいものがあります。
おそらく待合室などで席を隣りあわせにして、あれやこれやとおしゃべりすることになるでしょう。
いろいろと話していくうちに、言いたくない事でも、言わなければならない状況に陥ることもあるかもしれません。
逆に、聞きたくもない事を聞かされる可能性もあったりして。
例えば、ある日突然、その人が満面の笑みを浮かべて、「私、妊娠したの。」という報告をしてきたらどうでしょうか。
もちろん、その人が妊娠したら素直に嬉しいと思います。
しかし、本当に100%心の底から喜べるのかというと、どうでしょうか?
「あの人は妊娠できたのに、自分はこんなに頑張っても妊娠できない。なぜ・なぜ・なぜ・どうして・どうして・・・・。」
こんな不毛な自問自答が、繰り返されるかもしれません。
急に自分だけが1人取り残されたような気持になり、妊娠できない事に非常に焦りを感じ、相当落ち込むことが目に見えています。
不妊治療をしているというだけでも相当なストレスなのに、このようなストレスを抱えこまなければならないというのは、まっぴらごめんです。
不妊治療専門病院で孤独を楽しむ
なので不妊治療専門病院では、1人孤独を楽しむという名目で、知り合いと友達は一切作りませんでした。(本音では、辛いときに励ましあえる素敵な友達が欲しかったというのも、事実です・・・。)
不妊治療をしている間、不妊治療専門病院で孤独をおもいっきり楽しんだため(?)、人間関係での余計な気遣いは全くありませんでした。
なので、スケジュールをたんたんと消化しながら、(不妊治療をしているというストレスはもちろんありましたが)不妊治療だけに専念できたので非常に良かったと思います。
今振り返ってみると、孤独に不妊治療してきたことは間違いではなかったのかなーと、思っています。
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