赤ちゃん早く会いたいよ!
赤ちゃんがうんちを飲んで、緊急入院してから3日ほど経ったころ。
(赤ちゃん、うんちを飲んでしまう! 参照)
「とにかく歩くように」との病院の指示で、ほうほうの体で病院内をウロウロと歩く日々を送っていました。
「早く赤ちゃんに会いたいな~。」と、考える事は赤ちゃんのことばかり。
お散歩ついでに、赤ちゃんが待機している部屋を窓からのぞいてみます。(ちなみにその部屋の前には防犯カメラあり)
そこには生まれたてほやほやの赤ちゃんが、ベビーベッドの上ですやすやと寝ている姿がありました。
当たり前ですが、いくら探しても私の赤ちゃんはそこにはいません。
「私の赤ちゃんはいつ帰ってくるの?」と、ため息をつく日々を送っていました。
おっぱいマッサージは痛すぎる
赤ちゃんが帰ってくる日のために、毎日おっぱいマッサージ(+乳首をつまんで母乳を出す訓練)をしていました。
看護師さんからの指導が毎日のようにあるのですが、これが本当に痛い。
乳首をおもいっきり「ギューッ」と引っ張ったり絞り上げたりするのです。
おっぱいを出すのは本当に大変。
赤ちゃんを産んだら、すぐに「おっぱいがピューピュー出る」と思っていましたが、そうではないんですね。
おっぱいを出すのにも、お母さんは努力をしないといけません。
帝王切開での傷口の痛みも幾分和らいできたというのに、このおっぱいマッサージで痛みがぶり返しそうな勢いです。
そんな、おっぱいマッサージで出てきた母乳を、赤ちゃんが帰ってきたときのために冷凍保存してもらうことになりました。
看護師さんが「赤ちゃんが帰ってきた時のための、ウエルカムドリンクにしましょうねー。」と、ワクワクするような嬉しい事を言ってくれました。
赤ちゃんがついに退院する
赤ちゃんがNICUのある総合病院へ入院してから、数日後のことでした。
赤ちゃんが元気になったので退院できるとの、嬉しい報告が!
私も迎えに行きたかったのですが、最終的に夫くんと私の高齢両親が赤ちゃんを迎えに行くことになりました。
何か嫌な感じが・・・
赤ちゃんを迎えに行く日の朝、携帯が鳴りました。
夫くんからです。
「あのさー、モリモリ母さんの高齢両親が、約束していた病院の待合室にまだ来ないんだけど。どうしたもんだろうねー。」
私「私の高齢父親の携帯に連絡したらいいよ。」
夫くん「実はさー、高齢父親さんの携帯番号知らないんだよー。」
私「じゃぁ、今から教えるからメモしてよ。」
夫くん「メモ用紙もボールペンも持ってないよ。」
夫くん、なんだか呑気な感じでしゃべっています。
私、ここでキレました。
「病院の人に頼んで、ボールペン借してもらいなよ!(怒)」
電話を切ってからもしばらくの間、本当に、全く、ぶつぶつ・・・と怒っていました。
程なくして、夫くんからまた電話が。
「あのさー、高齢父親さん電話に出ないよー。どうしたもんかねー。」
私は両親に何かあったのではないかと思い、すぐに高齢父親の携帯と実家に電話することにしました。
「ぷるるるる・・・・」なかなか電話に出ません。何回もかけ直してもダメ。
何か嫌な予感がしました。
ふと、「私と赤ちゃんは、なかなか会うことができないようになっているのかなー。」と、これまで起きた様々な出来事を思い返しながら、どんどんと気が滅入ってきました。(前期破水!羊水が出てしまう 参照)
とりあえず夫くんに、「しばらく病院で待つように」と、電話しました。
やっと会えたね!
1人ポツンと病室のベッドの上に腰掛けていました。
モヤモヤしながらも、とりあえず何かをして気を紛らわせておこうと思い、部屋の中をぐるぐる歩くことにしました。
まだ傷口が痛むので、痛み止めを飲んでおきます。
そんなこんなで、1時間くらい経った頃でしょうか。
「トントン」と病室のドアのノックの音と共に、「来たよ。」という声が。
夫くんが入ってきました。
続いて高齢母親が満面の笑みで、赤ちゃんを抱っこしながら入ってきました。
「きゃー!!!赤ちゃんがやって来た!!!」
心の中で叫びました。赤ちゃんは高齢母親の腕の中ですやすやと眠っています。
「なんて可愛いんだろう!やっと会えたね!赤ちゃん。」
嬉しくて嬉しくて、早く抱っこしたいという気持ちを抑えながら、赤ちゃんの寝顔に見入っていました。
しばらくして、高齢父親がやって来て私の顔を見るなりこう言いました。
「いやー。携帯家に忘れちゃってさー。まいったよー。わははは!」
私「・・・。」
今まで色々とハプニングはありましたが、赤ちゃんに会うまでのドラマティックな演出だと思うことにしました。
これからは、毎日赤ちゃんと一緒に過ごすことができます。
その時は赤ちゃんに会えたということで、ただただ嬉しくて仕方がありませんでした・・・。
つづく・・・。
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